次回シャトル、来年3月に延期 断熱材問題の解決遅れ

http://www.asahi.com/science/news/TKY200508190049.html

2005年08月19日

 米航空宇宙局(NASA)は18日、次回のスペースシャトルの打ち上げを来年3月4日以降に延期すると発表した。外部燃料タンクから断熱材がはがれ落ちた問題の解決に手間取っているのが理由だ。これに伴って国際宇宙ステーション(ISS)の建設作業も、さらに遅れることになる。

 ディスカバリーを7月26日に打ち上げた時、外部燃料タンクから断熱材の塊(約450グラム)が剥落(はくらく)した。NASAは次の飛行を凍結し、原因究明と再発防止策づくりをしている。現時点で原因を明確につかめておらず、タンクをいったん製造工場に戻すことにした。

 安全確認の目的で撮影をするため、当面シャトルは明るい日中に打ち上げる必要がある。ISSに向かわせる打ち上げ可能期間は9月と11月、来年1月にもあるがいずれも4日間と短く、目標にするのは現実的でないと判断。3月4~19日の期間を目指すことにした。

 また次回飛行では、野口聡一さん(40)らを乗せて帰還したばかりのディスカバリーを再び使用する方針だ。当初、次回と次々回はアトランティスの予定で、特に次々回は重い資材を運ぶため、積載量の大きいアトランティスが不可欠とされていた。次回を来年3月としたことでディスカバリーを整備する時間的余裕ができたため、アトランティスは次々回の飛行に専念させるという。
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by tomi | 2005-08-19 12:31 | 宇宙
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