日本のゆくえ アジアのゆくえ - 広瀬隆

簡単にまとめると、悪の帝国アメリカとさっさと手を切り、燃料電池を中心としたエネルギー関連技術を核に、アジア諸国とゆるやかに連帯を強めていこうという趣旨。
以前、北京に行った際に、そこでの会食で、このままのペースで中国が発展していくならば、エネルギーや特に食料不足の問題が深刻になるだろうね、といった話をしたら、そんな事はないだろうと一笑された記憶がよみがえってきた。本格的に肉食ベースの食生活に変わったら、状況はかなり深刻になるだろうと思っていたが、広瀬氏も同様の主張であった。
改めて日本の食糧事情というのは、日に日に悪くなっているのがよく分かった。自分が子供のころは、米は余りまくって生産調整をしていたはずなんだけれど、すでに崩壊しているわけですね。一方で後継者不足。他方で大量のニート。これは政治・行政のミスだよな。
中国のエネルギー不足は、特に電力を中心として深刻であるとの報道が、今年に入って散見されたが、そりゃ、内陸の北京で、あれだけギラギラ電飾してりゃ、足りなくなるのも当たり前でしょと思った。水も豊富では無いはずなのに、芝生に散水しまくっていたり、とにかく無駄。

今年の夏も、猛暑であったが、ヒートアイランド現象というのは、ある意味、当然の帰結であった。これだけ人が集中して電化しまくっていれば、廃熱もすごかろう。
IT社会とか喧伝されて、距離・時間に縛られないインフラが整いつつある現在、いかにして東京への一極集中を避け、地方への再拡散を図るかが、コジェネによる対策のような技術主導に、政治的な対策も必要であろう。今の三位一体改革くらいでは、問題にならないのは明らかなんだが。
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by tomi | 2004-11-10 08:12
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